OMEGA/4541ユーザーリポート!(奈良県:北野様)ドブソニアンを購入するのに一番悩むのが、本当に良く見えるのだろうか、高倍率時の追尾は、一人で運べるだろうか、組立ては、保管場所は、といろいろと悩むものです。また、他社のドブソニアンも気になるところです。私の場合は、国際光器に何度も足を運ぶことにしました。またオメガユーザーに実際にお会いすることが出来ましたので、納得の出来るものでした。 注文から納品までは1ヶ月ほどでした。また、組立ては国際光器内で行われ、ドブソニアン工房長さんの丁寧な組立てを実際に見ることができました。本体の色はマホガニー色にし、ファィンダーはテルラドと高橋の7x50で取り付け加工もお願いしました。これは国内製作だから出来ることで注文加工も思いのままです。 我が家での保管場所は、2階の自分の部屋で(我が家はごく普通の建売住宅)階段をあげるのには大変苦労はするのですが何とかなるものです。廊下の内寸は75cm、部屋へのドアの開口は66cmとギリギリの寸法。一番重いミラーボックスには苦しみますが今のところ腰痛にもならずにいます。もしこれが1階の部屋で保管なら楽なものです。 車での移動ですが、車はホンダ・ステップワゴンで、2座席目シートに主鏡を入れた箱、3座席目はたたみ、カーゴルームにミラーボックスと架台下部をべた置きにしています。もちろんトップリングはミラーボックス内に収納出来ます。また、架台下部とミラーボックス、トップリングと積み重ねるとコンパクトに収納出来、EM−200程度の赤道儀と撮影機材を同時に積む事が出来ます。 実際の組立てですがいたって簡単です。架台下部にミラーボックスを載せ、主鏡をセット、主鏡をベルトで固定、安全ために主鏡に蓋を、トラスパイプを4組セット、トップリングを載せ、クイックレバーで固定。これで完了です。すごくスムーズに組立てが出来る様に考えられています。次に、光軸調整ですが、レイザーコリメーターを使うと数分で完了します。また分解、組立て時に於いて光軸の大幅な狂いはないようです。 いよいよ観望に入りますが、主鏡セルには2台の空冷ファンが有り短時間で主鏡冷却が出来ます。トラス構造なので筒内気流も発生しません。鏡筒を天頂に向けた時の接眼部の高さは175cmで大げさな踏み台は必要ありません。またファインダーを覗くときにも鏡筒の高さが低いために覗き易いものです。本題のオメガ4541のインプレッションですが、使用アィピース国際光器のWS30mm、見掛け視界84度、倍率61倍で見ると、実視界1.4度で、さすがに周辺はコマ収差が多く感じますが中心はシャープな像です。オリオン大星雲のガスが流れるようなありさま、中心部がかすかにグリーンで周辺部がうすいピンクのオリオン大星雲。球状星団は針でついたような星像。惑星も良く見えます。ドブソニアンでは惑星は良く見えないと思われるのですがそんな事はありません。今年の火星接近も楽しみです。木星はどの倍率でも眩しすぎてフィルターなどでの減光が必要です。また高倍率時の追尾ですが、スムーズそのものです。300倍ぐらいなら全く問題ありません。アィピースの重量変化もあまり問題なく、たとえば、ツァイスサイズアィピースから大型のナグラータイプに変えても重量変化で鏡筒が動き出すこともありません。 Hベーターはカリフォルニア星雲、馬頭星雲に代表されるフィルターでカリフォルニア星雲は岬の先が鋭く尖っているのが良く分かります。 大型のドブソニアンを所有しそれに惚れ込むと望遠鏡観が全く変わってしまいます。今まで使用してきた望遠鏡はミューロン250反射望遠鏡、MT−160を2台使用した双眼望遠鏡ですが、45cmと比べると圧倒的な集光力の差で全くの異次元の世界です。わざわざ写真撮影をしなくても生の姿の星雲が見えるのですから、まさに感動の世界です。
新潟県 I様のOMEGA 6350ファーストライトスターパーティ
(I様に厚くお礼申し上げますー国際光器)
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